• 10月1日
    ○1949年、中華人民共和国・中央人民政府成立、ソ連、ただちに(10月2日)中国を承認。

    10月8日
    ○1913年キーエフでレンガ工場の支配人であった38歳のユダヤ人メナヘーム・メンデル・ベイリスに対する裁判が開始された。彼はロシア人の12歳の少年に割礼を施して殺したとの罪に問われていた。これはツァーリの政府と黒百人組がでっち上げたものだった。このベイリス事件はユダヤ人迫害事件として大きく内外の世論を動かし、結果的に「無実」であることが証明された。
    ○1923年、レフ・トロツキーは共産党の機関員の官僚化とスターリンを頂点とする党の権力の強化に対する懸念についてロシア共産党(ボリシェヴィキ)中央委員会に警告の書簡を送った。[言うまでもなくスターリンは、トロツキーの意見を小ブルジョア的偏向としてートロッキズムのレッテルを貼りー1927 年には彼を党から除名してアルマ・アタに追放し、1929年には国外に退去させて独裁権力を不動のものにした。]

    10月9日
    ○1988年、ソ連最高会議は労働紛争解決手続きに関する法律を採択し、ソ連史上初めて労働者のストライキの権利を認めた。

    10月12日
    ○1957年、ミハイル・カラトーゾフ監督(ヴィークトル・ローゾフ原作・脚色)の映画「鶴は翔んでゆく」の初上演が行われた。(1958年カンヌ国際映画賞グランプリを受賞した、この作品はいち早く日本でも上映され好評を博したが、題名は「戦争と貞操」であった。「鶴が北に帰るころ」というのが、一番いい訳に思える。日本語字幕のDVDが市販されている)

    10月17日
    ○1963年、著名なロシアの文芸学者・文学批評家のウラジーミル・ラクシーンは、この日の日記にこう書いている。「モスクワのパン屋はパニック状態に陥っている。白パンは消え、粥用の澱粉もスパゲッティもない。行列の人たちは苛立っており、思っていることを口にすることを憚るものはいない」

    10月19日
    ○1956年、日ソ国交回復に関する共同宣言調印(12月12日批准書交換)。来年(2006年)は国交回復50周年に当たる。

    10月29日
    ○265年前、1738年、十八世紀末から十九世紀初頭のモスクワ市の景観の形成に重要な役割を果たしたロシア古典主義建築家の代表者の一人、マトヴェイ・カザコーフが生まれた(1812年没)。彼の優れた建築とされるものはクレムリンの中の元老院、ピョートル宮殿、クレムリンの近くのモスクワ大学(旧校舎)等である。

    (典拠は最近年のモスクワ・ニュース誌および各種事典)